蹄葉炎とは、蹄の葉状層に虚血がおこり、その接合部が分離してしまう病気です。蹄骨が脱落してしまうため、馬は大変な痛みをともないます。
この病気には様々なタイプがあります。
負重しすぎ、感染症からの二次的に発症、クッシング病やインシュリン不耐性によるものもあります。
それぞれのタイプ別に対処が必要です。特にクッシング病やインシュリン不耐性の馬はこの病気に対する治療が必須です。
共通しているのは、蹄の中にヒスタミンという組成分が多く出ていることです(これにより組織が腫れて血行が悪くなっている)
また、蹄葉炎になりやすい馬は、ある成分が足りていないことが分かってきました。
馬が蹄葉炎かも。今日にゴトゴト歩くようになった。というときは、氷で膝から下を冷やすのが一般的です。
治療としては、急性期の場合、一日20Lの補液や抗生剤と消炎剤などで治療してくれると思います。
蹄葉炎を疑う症状のときは、一刻も早く獣医師に見せて治療を始めることが重要です。
また、装蹄療法も欠かせません。装蹄師にも相談してみてください。